Psion Organiser IIは基本的なPIMや電卓などの機能のほか、ポケコンのように容易にプログラミングができるようにOrganiser Programming Language(OPL)という言語を搭載しており、内蔵のエディタで入力して中間コードにコンパイルしてから実行する仕組みになっています。OPLは言語仕様としては構造化BASICに似ており、ローカル変数やブロックIF文などがサポートされています。また、CPUにはHD6303(MC6803のC-MOS版)を採用しており、機械語のプログラムも実行可能となっています。CG-ROMに日立製のチップを使用しているため、裏ワザとしてキャラクタコードを直接指定することによりカタカナを表示することができます。
主な周辺機器：
PSION PRINTER II：感熱プリンタ
COMMS LINK：RS-232Cインターフェース
8KB DATAPAK：8KB UV-EPROMモジュール
16KB DATAPAK：16KB UV-EPROMモジュール
32KB DATAPAK：32KB UV-EPROMモジュール
64KB DATAPAK：64KB UV-EPROMモジュール
128KB DATAPAK：128KB UV-EPROMモジュール
32KB RAMPACK：32KB 増設RAMモジュール
128KB FLASHPAK：128KB EEPROMモジュール
256KB FLASHPAK：256KB EEPROMモジュール
スペック：
| メーカー | PSION |
| 機種名 | Organiser II (XP-LA) |
| CPU | HD6303 |
| 本体RAM容量 | 32KB |
| 最大RAM容量 | 96KB |
| LCD(半角文字) | 16x2 |
| LCD(グラフィック) | ×*1 |
| カタカナ | △*2 |
| 漢字 | △*3 |
| タッチパネル | × |
| 電話帳 | ○*4 |
| 住所録 | ○*4 |
| スケジュール | ○ |
| 時計 | ○ |
| 電卓 | ○ |
| 辞書機能 | × |
| メモ帳 | ○ |
| BASIC | ○ (OPL) |
| 機械語 | ○ |
| SIO(RS-232C) | △*5 |
| その他通信機能 | × |
| 発売年 | 1986 |
| マニュアル(紙) | × |
| マニュアル(オンライン) | ○(英) |
*1 … ユーザー定義文字を8文字利用可
*2 … 入力はできないが文字コードを直接指定することで表示可
*3 … 「俳句PAD」利用にて表示可
*4 … 汎用カード型DBとして内蔵
*5 … Comms Linkが必要
注) オンラインマニュアル欄にリンクがあるものはマニュアルの内容を参照できます。
△印のものは互換性があり参考にできる機種のマニュアルを示します。
PDFマニュアルはいただいたものやWEB(メーカーサイト含む)からダウンロードしたもの、
数は少ないですが自分でスキャンしたものなどが含まれます。
このサイトでは閲覧される方々の利便性のため手持ちのファイルを公開していますが、
データ配布元の方で公開停止を希望される方、リンク削除ご希望の方はメールにてご連絡ください。
速やかに対処させていただきます。
関連リンク：
(ブログ) 珍しいPDAを手に入れました - Psion Organiser II
(外部リンク) Psion Organiser II CM，XP & LZ Homepage
(外部リンク) 波多 利朗のFunkyGoods
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