HPのプログラム関数電卓HP-41Cは1979年に発売され、当時としては圧倒的な性能とコンパクトさでアメリカではあっという間にベストセラーとなりました。HPの電卓としては初めてアルファベット表示に対応(ドットマトリクスではなく14セグメント液晶という方法で)し、関数名やプログラム命令をアルファベットで入力することができたため、多機能な割にはキーの数は少なめに抑えられているのが特徴です。アポロ宇宙船にも載せられたという逸話もあるこのHP-41Cですが、もはやビンテージ電卓扱いとなっており、オークションなどでもかなりの高値で取引されています。
主な周辺機器:
HP 82104A:磁気カードリーダ/ライタ
HP 82106A:64レジスタ 拡張メモリモジュール
HP 82120A:充電式バッテリ
HP 82143A:感熱プリンタ
HP 82153A:バーコードリーダ
HP 82160A:HP-ILモジュール
HP 82170A:256レジスタ 拡張メモリモジュール
HP 82180A:拡張機能/メモリモジュール
HP 82181A:239レジスタ 拡張メモリモジュール
HP 82182A:TIMEモジュール
HP 82183A:拡張I/Oモジュール
HP 82184A:プロッタモジュール
HP 82200A:タッチパッド(キーボードカバー)
HP 82240A:感熱プリンタ(赤外線接続)
HP 82240B:感熱プリンタ(赤外線接続)
HP 82242A:赤外線インターフェースモジュール
(以下はHP-IL接続機器)
HP 9114A:3.5インチFDD
HP 82161A:マイクロカセットレコーダ
HP 82162A:感熱プリンタ
HP 82163B:32桁ビデオインターフェース
HP 82164A:RS-232Cインターフェース
HP 82165A:GPIOインターフェース
HP 82168A:音響カプラ
HP 82169A:HP-IBインターフェース
HP 92187A:80桁ビデオインターフェース
スペック:
メーカー | Hewlett-Packard |
機種名 | HP-41C |
CPU | HP 80052 |
本体RAM容量 | 441step |
最大RAM容量 | 6433step |
LCD(半角文字) | 12桁(14セグメント) |
LCD(グラフィック) | × |
カタカナ | × |
漢字 | × |
機械語 | △*1 |
SIO(RS-232C) | △*2 |
RTC | △*3 |
発売年 | 1979 |
マニュアル(紙) | × |
マニュアル(オンライン) | ○(英) |
その他参考資料 | − |
*1 … システムのバグを利用することで可能(「合成的プログラミング」)
*2 … HP-ILモジュールとRS-232Cインターフェースが必要
*3 … Time Module使用時
注) オンラインマニュアル欄にリンクがあるものはマニュアルの内容を参照できます。
△印のものは互換性があり参考にできる機種のマニュアルを示します。
PDFマニュアルはいただいたものやWEB(メーカーサイト含む)からダウンロードしたもの、
数は少ないですが自分でスキャンしたものなどが含まれます。
このサイトでは閲覧される方々の利便性のため手持ちのファイルを公開していますが、
データ配布元の方で公開停止を希望される方、リンク削除ご希望の方はメールにてご連絡ください。
速やかに対処させていただきます。
関連リンク:
(ブログ) ジャンクのHP-41Cを手に入れました
(ブログ) HP-41Cの修理(2)
(ブログ) HP-41Cの修理(1)
(ブログ) HP-41C プログラミング編 (4)
(ブログ) HP-41C プログラミング編 (3)
(ブログ) HP-41C プログラミング編 (2)
(ブログ) HP-41C プログラミング編 (1)
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(ブログ) go41c 基本編の続き (1) - 基本操作編
(ブログ) go41c - プログラム関数電卓アプリ
(外部リンク) HP41.org
(外部リンク) I love Hewlett-Packard Calculator
(外部リンク) The Museum of HP Calculators
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