PB-1000はBASICの仕様などからPB-500/PB-700と同じ系列に分類されますが、内部アーキテクチャ的にはFX-870P以降の機種と共通点(CPUにHD61700を採用している、機械語が使用できる、LCDの解像度が同じ、など)がみられます。CASIOのポケコンとしては初めて機械語に対応しHD61700のアセンブラを搭載していますが、バリエーションとしてHD61700のアセンブラの代わりにCASLを搭載したPB-1000Cという機種も販売されていました。この機種の特徴としてはクラムシェルスタイルであること、16分割の感圧式タッチパネルを搭載していること、F.COMの代わりに見やすいファイルメニューを搭載していることが挙げられます。
主な周辺機器:
FA-7:RS-232C/セントロニクスパラレル/カセットインターフェース
FP-40:感熱プリンタ
FP-100:カラープロッタプリンタ
MD-100:3.5インチFDD・RS-232C/セントロニクスパラレルインターフェース
SB-43:プリンタインターフェース(FA-7⇔FP-40接続用)
RP-32:32KB 増設RAMモジュール
スペック:
メーカー | CASIO |
機種名 | PB-1000 |
CPU | HD61700 |
本体RAM容量 | 8KB |
最大RAM容量 | 40KB |
LCD(半角文字) | 32x4 |
LCD(グラフィック) | 192x32 |
カタカナ | ○ |
漢字 | × |
機械語 | ○*1 |
SIO(RS-232C) | △*2 |
RTC | ○ |
発売年 | 1986 |
マニュアル(紙) | ○(独) |
マニュアル(オンライン) | × |
その他参考資料 | BASIC Comparison Sheet |
*1 … HD61700アセンブラ搭載
*2 … FA-7などが必要
注) オンラインマニュアル欄にリンクがあるものはマニュアルの内容を参照できます。
△印のものは互換性があり参考にできる機種のマニュアルを示します。
PDFマニュアルはいただいたものやWEB(メーカーサイト含む)からダウンロードしたもの、
数は少ないですが自分でスキャンしたものなどが含まれます。
このサイトでは閲覧される方々の利便性のため手持ちのファイルを公開していますが、
データ配布元の方で公開停止を希望される方、リンク削除ご希望の方はメールにてご連絡ください。
速やかに対処させていただきます。
関連リンク:
(ブログ) CASIO PB-1000
(ブログ) ポケコンのBASIC仕様比較表
(外部リンク) HD61700 SPIRITS
(外部リンク) JUN AMANO'S HOMEPAGE
(外部リンク) System and Communications Software
(外部リンク) The pocket computer museum
(外部リンク) Vintage programmable calculators
(外部リンク) yagshi's pocket computers
(外部リンク) Googleで「PB-1000」を検索...
(外部リンク) 「PB-1000」でツイートを検索...
(外部リンク) 「PB-1000」でKyoro's Room Blogを検索...
このページを共有する:
下のリンクから購入できます:
[楽天市場で‘PB-1000’を検索..]