パートナー画像の作成、転送(1)


D505iには、メール送受信、電話発着信、OK画面、NG画面、はい/いいえ選択画面にユーザー指定の画像を表示させることができます。このような画像をD505iでは「パートナー」と呼んでいます。
このコーナーでは、この「パートナー」の画像データを作成する方法について解説します。
パートナー画像としては、基本的に240×120ピクセルのアニメーションGIFが使えますので、アニメーションGIF(もちろん、アニメーションは必須ではありませんが)を作成可能なソフトがあれば、簡単に作ることができます。
ただし、はい/いいえの画像だけは、いろいろと条件があるので、後で項目を分けて説明します。

アニメーションGIF作成に用いるソフトですが、GIFの特許の関係で残念ながらフリーソフトはほとんどありません。
(例外的なソフトとしてはUNIX系OSからの移植ソフトで "GIMP" というのがありますが、ここでは詳しくは触れません。興味のある方は、こちらをご覧ください。また、このソフトについての質問はご遠慮ください。)
市販のフォトレタッチソフト(Adobe Photoshop, Paint Shop Proなど)か、HP作成ソフトに付属しているアニメーションツール(IBM ホームページビルダーに付属の「ウェブ・アニメータ」など)を使います。シェアウェアだと、OPTPiX webDesignerなどがあります。

なお、この一連の作業において、不適切な操作などでメモリカードの内容が消失したりする危険性が無いとは言い切れません。
大切なデータはあらかじめバックアップを取っておいてください。(当方では責任は負いかねます。)



1. アニメーションGIFを作成する
作成方法は各ソフトで異なります。操作方法などは各ソフトのマニュアルを参照してください。
240×120ピクセルのアニメーションGIFを作成すればいいのですが、注意すべき点はアニメーションの速度。
アニメーションGIFでは、各フレームの表示時間を設定することが出来ますが、D505iではこの情報は無視されるようです。
何msに設定しても、約0.5秒間隔でフレームが切り替わります。なので、メール発着信などの表示時間の短いアニメーションでは、3〜4フレーム程度にとどめておいたほうがよさそうです。
イメージとしては、下のサンプルのような感じになります。


ちなみにこの画像は、IBMの「ウェブ・アニメータ」で作成しました。
このソフトを用いると、このように簡単に文字アニメーションを付加することができます。


2. MS-Duo経由でのD505iへの転送
転送方法は、待ち受け画面の転送と同様ですので、詳しくはこちらをご覧ください。
以下に、簡単に説明します。

MS-DuoをPCに挿入し、"MOBILE"→"DOCOMO"→"STILL"フォルダを開きます。
ここに、先ほど作成したGIF画像をコピーします。

コピーが終わったらMS-DuoをPCから抜き、D505iに挿入します。
「メニュー」-「データBOX」-「メモリースティック」-「インポート画像」-「フォルダ未設定データ」と進んでください。
コピーした画像が表示されるはずですので、選択し、「サブメニュー」-「コピー」を実行してください。
本体内の「インポートフォルダ」にコピーされます。
あとは、自由にパートナー画像として利用できます。
次のページでは、「はい/いいえ」画像の作成について解説します。